最先端分野で力を発揮する、
実践的・創造的な人材へ

理学部
数物情報科学科
(旧:数物科学科)

Department of Mathematics,
Physics and Computer Science

faqよくある質問

数物情報科学科 Q&A

Q1.数物情報科学科に入学するには、どのような入試形態がありますか?

今年度より、学校推薦型選抜(公募制)を始めました。

総合型選抜、学校推薦型選抜(指定校制・公募制)
一般選抜(個別選抜型・英語外部試験利用型・大学入学共通テスト利用型 前期・後期)
外国人留学生入試 

があります。
ご自分にあった入試形態でチャレンジしてください。

Q2-1.他大学の理学部「数学科」との一番の違いは何ですか?

他大学の数学科との違いは、4年次の卒業研究発表が必修であることです。4年次で1年間かけて卒業研究を行い、その成果を卒業研究発表会ですべての学生が発表します。これにより、学生のグループワークやプレゼンテーションの能力が高まります。
また、学科の科目の中に教職志望の学生のための授業を用意し、中学や高校で数学を教える際の基盤となる知識を身に付けます。
さらに、数学コース希望の学生も、1年次に力学と実験が必修となっており、高校で学んだ微分積分が物理学にどのように生かされるかを学びます。

Q2-2.他大学の理学部「物理学科」との一番の違いは何ですか?

一般の物理学科との違いは、1年次の数学・情報の必修科目の他に、学年毎に実験科目が必修であることです。
実験を通して物理法則を実践的に理解するだけでなく、グループワークを通してコミュニケーション能力やリーダーシップ、さらに毎回課されるレポート課題により理科系の作文能力を鍛えます。
3年次の実験では、結果をグループ毎に発表としてまとめることでプレゼンテーション能力の向上も図っています。

Q2-3.他大学の理学部「情報系学科」との一番の違いは何ですか

他大学の情報系学科との大きな違いは、1年次に数学や物理の基礎を修得した上で、ソフトウエアとハードウエアの両面から情報の専門科目を学べることです。
4年間で基本情報技術者試験に合格できるレベルの知識を身に付けます。
また、情報系の学生に求められるコンピュータの活用能力を鍛えるため、1年次から3年次まで系統的なプログラミングの実習科目を用意しています。
さらに卒業研究を通じて、数学と物理の知識を活かしたコンピュータの応用力を身に付けます。

Q3.コースはいつ決まりますか?

3年次初頭にコースを最終的に決定します。
1年次で基礎・共通の科目を学びます。
2年次では、数学コース、情報コース、物理コースの専門科目を、各コースで設定されている必要単位数以上を履修します。
偏りのない履修登録が魅力です。

Q4.高校で物理を履修していないのですが、大丈夫でしょうか?
物理学概論

1年次に高校物理未履修者でも物理学の基礎を修得できるような内容の「物理学概論」という科目があります。ご心配ありません。

Q5.実習・演習の授業は、1クラスどの位の人数で行われるのでしょうか?

数学コースでは、多くの専門科目にセットした形で演習をつけています。通常の演習は、1クラス20~40人です。
物理コースや情報コースの実験は、1クラス10~15人でほとんどのテーマを2人1組で行っています。各実験は、担当教員1名と助手1名、大学院生のT.A.(教育アシスタント)によって 細やかな実験教育を行います。
情報コースの専門に関わる演習では、コンピュータは1人1台で、担当教員に加えて 助手や大学院生のT.A.(教育アシスタント)をつけて、理解しながら演習できるように丁寧な指導を行っています。

  • 授業風景01
  • 授業風景02
  • 授業風景03
Q6.数学コースや物理コースに進んでも、コンピュータ関係の科目を学ぶことはできますか?

数学コース・物理コースでも、情報コースの科目を履修することが可能です。
これまでにも、多くの学生がコースをまたいで科目履修しています。これまでにも、多くの学生がコースを またいで科目履修しています。

Q7.コンピュータを使った実習の環境は充実していますか?

演習室は、最新のコンピュータが十分な台数設置され、ストレスなくいつでも演習に取り組めます。
また、LMS (教育システム)が導入され、コンピュータを通して学習の進捗が行えます。対面で質問しにくくても、教員に気楽に連絡が取れます。
ここ最近、自分のノートPCを持ち込んで授業に参加したり、レポート課題に取り組む学生も増えています。機材トラブルも気軽に相談しやすい環境になっています。

Q8.コロナ禍、不安な毎日です。大学生活をうまくスタートさせることができるか不安です。

各学年にアドバイザーがいますので、不安なことがありましたら、いつでも声をかけてください。皆さんが抱える不安を、一緒に解決できたらと思います。

Q9.勉強がわからない時、先生に質問したいです。
オフィスアワー

全教員は、質問を受け付けるオフィスアワーを設けていますので活用してください。
充実した大学生活を送るために大切なのは、協力しあえる友人との出会い、またそれに劣らず大きなものが、教員との出会いです!
また、LMS (教育システム)を利用して質問も可能です。実験、演習には、大学院生がティーチングアシスタントに就いています。
遠慮なく質問にいらしてください。

Q10.情報処理技術としてプログラミングだけでなく、各種資格試験を在学中に受験したいと思います。大学の授業では、どのような勉強が可能か、具体的に教えてください。

情報処理技術者試験対策としての科目は特に設けていませんが、C言語によるプログラミング、コンピュータの機械語についての知識、ネットワークのしくみ、セキュリティ、暗号などの基本を学ぶことができます。この他に課外講習として、本学メディアセンターではWeb学習システムを通じて「ITパスポート試験 対策講座」と「基本情報技術者試験 対策講座」の2コンテンツを全学生が無料で利用できる環境を提供しています。

Q11.大学卒業後、将来が不安です。

本学科は、就職活動や大学院進学について、学科主催の就職 ガイダンスや、大学院進学説明会を行ったりなど、皆さんをバックアップしています。
不安を一人で抱えずに、アドバイザーに遠慮なく相談してください。

Q12.大学院進学を考えています。大学院について教えてください。

本学科は、数理・物性構造科学専攻を持っています。毎年、約20%の学生が大学院に進学し、自分の専門を追究しています。
学部の成績優秀者は推薦入学制度を受けることができます。また、本学内部進学者は入学金免除、内部進学者向け給付型奨学金があります。